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【愛犬とおでかけ】響け！ユーフォニアムの舞台「宇治橋」で、時と人の流れに思いを馳せる。

わが国最古の橋といわれる宇治橋は、大化2年（646年）に奈良元興寺の僧道登によって最初に架けられたと伝えられ、「瀬田唐橋」「山崎橋」とともに、日本三古橋のひとつに数えられています。京阪宇治駅を出ると、すぐ右手を流れる宇治川に架かるこの美しい橋を目にすることができます。今回は、歴史ある宇治を代表する史跡であり、架橋以来現在に至るまで人や車が行き交う交通の要でもある、宇治橋を散歩してみました。

上の写真は宇治川の中洲である橘島あたりから撮影しました。ここからは、お天気のいい日の夕刻には美しい夕焼けを眺めることができます。

宇治川に架かる宇治橋

現在の宇治橋は、平成8年（1996年）3月に全長155.4m、幅25m、片側2車線の車道の両側に広い歩道を備えた、大きな橋に架け替えられました。桧造りの高欄は、橋の姿が周辺の自然や歴史遺産と調和するように、伝統的な建築物の装飾である擬宝珠（ぎぼし）を冠した擬宝珠高覧という形状が使用されています。なお、宇治橋のいわれは、東詰の橋寺放生院にある「宇治橋断碑」に刻まれていますので、興味のある方はぜひご覧になってください。

三の間

橋の宇治川上流側に、一箇所だけ写真のように張り出した場所があります、これは橋の守り神である橋姫を祀る「三の間」です。その昔この三の間で水を汲み上げ、毎朝やってくる秀吉公の使いの者に伏見城まで届けさせたとのこと。毎年10月に行われる「茶まつり」では、この秀吉公の故事にならってここから水を汲みお茶をたてるそうです。

鵜飼

宇治川の夏の風物詩として有名なのが、平安時代の頃から行われていたと言われる鵜飼です。この写真は宇治橋よりは少し上流の、橘島のあたりで撮影したものですが、他の撮影の帰りに偶然見かけたので、あわててシャッターを切りました。実際に行われている鵜飼を目の前で見たのは、これが初めてでした。

行き交う人々、そして思い

平安の頃より、交通の要所として、多くの人や車が行き交う宇治橋。そこには、数多くの出会いや別れが、そしてこの橋を渡る人々の様々な思いも行き交ったことでしょう。

宇治橋の散歩はいかがだったでしょうか。古今和歌集や源氏物語にも登場するこの橋を渡りながら、歴史のロマンや登場人物たちに思いを馳せてみるのもいいですね。ぜひ、わんこと一緒にこのあたりの散歩コースをお楽しみください。

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ちょっと寄り道、おすすめショップ

スターバックスコーヒー 京都宇治平等院表参道店 <京都府宇治市宇治蓮華21-18>

和の風情のある京都らしいスタバです。テラス席はワンコと一緒にお茶できます。
お店では他のお客様に配慮をし最低限のルールやマナーを守ってワンちゃんとお洒落なカフェを楽しんでください。
おトイレに不安のある場合はマナーバンドやマナーパンツを着けておけば安心です。

能登椽 稲房安兼（のとのじょう いなふさやすかね）<京都府宇治市宇治蓮華11>

平等院表参道にある、1717年（享保2年）創業の和菓子のお店です。受け継がれた独自の製法で丹念に作られた茶団子はまろやかで上品なお味でした。