【愛犬とおでかけ】響け！ユーフォニアムの舞台「宇治公園」で、友情の深まりを感じる。
宇治橋の少し上流にあって、宇治川の中州に浮かぶ塔の島・橘島（中の島地区）と、宇治川の左岸にあるよりみち公園からなる宇治公園。宇治川の川岸と塔の島、橘島はそれぞれ喜撰橋、橘橋、朝霧橋、中島橋で結ばれて回遊できるようになっており、観光客をはじめ地域の人々の休息、散策の場所として親しまれています。今回は、この宇治公園を散歩してみます。
宇治公園
宇治は、かつての平安貴族の別荘地として、また合戦の地として、そして『源氏物語』の舞台としてもよく知られていて、年中観光客で賑わっています。特にこの宇治公園の一帯は、世界文化遺産である平等院や宇治上神社をはじめ数々の名勝・史跡に恵まれ、宇治川が優美に流れるさまと相まって独特の風情が漂います。
中洲からの眺め
宇治川の中洲である、塔の島や橘島からは、宇治川とそのあたりの様々な風景を眺めることができます。この日も、大吉山を背に滔々と流れ、また暮れかかる中にゆるやかに流れる宇治川のさま、喜撰橋近くの旅館街、船着き場の眺めなど夕刻ならではの印象的な風景があちこちに見られ、散歩していても飽きることはありません。
宇治橋を望む
宇治橋を背景にした夕焼けの眺めも美しいですね。この写真は朝霧橋から撮影したのですが、ここは多くの人がカメラを構える人気の撮影スポットにもなっています。
川の流れとともに
『響け！ユーフォニアム3』では、近くの縣（あがた）神社のお祭りの日に、吹奏楽部の仲間たちとは別行動を取って友情を深め合う主人公の黄前久美子と高坂麗奈が、ここ宇治公園あたりで描かれています。
将来への夢や不安、目標を達成した喜び、失敗した悔しさ、友との出会いや別れなど、青春期には様々な悩みや出来事が次々に押し寄せ、時にはそれらに押し潰されそうになることもあるでしょう。でも、そんな時にはきらめく川面を眺めてみて欲しいのです。
川の水は、あちこちにぶつかりながらも、折れたり曲がったりしながらも、その流れを決して止めることなく、やがて必ず海に行き着きます。そして、そこからは遮るもののない、大海原に旅立って行けるのですから。
宇治公園の散歩はいかがだったでしょうか。今回の取材は、縣祭の取材も兼ねて行ったのですが、宇治駅を降りると想像を遥かに超える大勢の人でごった返していて、本当にびっくりしました。縣神社は宇治公園からも近いですし、普段は落ち着いた雰囲気ですので、ぜひ、わんこと一緒にこのあたりの散歩コースをお楽しみください。
【スタッフコメント】
学生時代の友人に会いたくなる。近況報告をして、あの頃を思い出して大笑いしたくなる。
久美子と麗奈、何年たってもこの場所で、その絆を確認していたらいいなぁ。
学生時代の友人に会いたくなる。近況報告をして、あの頃を思い出して大笑いしたくなる。
久美子と麗奈、何年たってもこの場所で、その絆を確認していたらいいなぁ。
『響け！ユーフォニアム』舞台めぐり
愛犬と京都、「許波多神社」を散歩する
| 宇治公園(朝霧橋西詰)： 京都府宇治市宇治 |
| 最寄駅： 京阪電鉄宇治線 宇治駅 徒歩約9分（約700m） JR奈良線 宇治駅 徒歩約14分(約1.0km) |
