【愛犬とおでかけ】響け!ユーフォニアムの舞台「ベンチ(井川用水機場前)」「あじろぎの道」で大切なものに思いを馳せる。
国宝・平等院のほど近く、宇治川に面した井川用水機場のすぐ横に「響け!ユーフォニアム」主人公の黄前久美子がよく座っているベンチがあります。このベンチでのシーンは、作品の中でとても重要な場面に何度も登場し、久美子はもちろん、彼女以外の登場人物もここで様々な「大切なもの」に思いを馳せるのです。今回はこのベンチとその近くを通る、あじろぎの道を訪れてみました。
川辺りのベンチ
「響け!ユーフォニアム」のファンにとっては、絶対に外せない場所なのでしょう。平日でもこのベンチに座る人を見かけない日はないくらいです。そのためか、今やgoogleマップにも載るようになりました。一見、なんの変哲もないベンチなのですが「観光名所」と紹介されています。
同じ吹奏楽部でトロンボーンを担当する、幼なじみの秀一と一緒に座っているシーンです。夕日に染まるこの情景もとても美しいですね。
大切な「思い」
川沿いには他にいくつかベンチがあるのですが、このベンチは隣の建物や木々にちょうど囲まれるようなロケーションになっていて、実際に座ってみてもとても落ち着きます。目の前をゆったりと流れる宇治川を眺めながら、叶えたい夢や大切な人への思いなどに耽っていると、時間の経つのも忘れてしまいそうです。
「思い」を胸に・・・あじろぎの道にて
あのベンチの後ろ、平等院との間を通る散歩道が「あじろぎの道」です。桜や紅葉など、四季折々の自然も楽しめて、ワンコの散歩コースとしても地元の人に親しまれています。なお、その名前の由来となっているものは、宇治川で行われていた網代漁と呼ばれる、川に杭を打ちその間に竹で編んだ簀を置いて魚を取る漁で、その川に打ち込まれた杭のことを網代木(あじろぎ)ということから、このように名付けられたとのことです。
まだ少しだけ空に明るさが残る時間帯に撮影したのですが、宇治川の川面に暮れかかる空の色が映し出されていて、とても幻想的な美しさでした。大切な「思い」を胸に新たな道を歩み始める、そんな人には、この碧き美しい光が行く先を導いてくれる道標となるような気がします。
【スタッフコメント】
ベンチでのシーンも大好きなのですが、私は久美子とは別の道を歩んでいく、「あじろぎの道」での葵の後ろ姿がとても印象的でした。
ベンチでのシーンも大好きなのですが、私は久美子とは別の道を歩んでいく、「あじろぎの道」での葵の後ろ姿がとても印象的でした。
近くの犬同伴OKの名所
愛犬と京都、平等院を散歩する
ベンチ(井川用水機場): 京都府宇治市宇治塔川1−3 |
最寄駅: 京阪電車 宇治駅 徒歩約9分(約800m) JR宇治駅 徒歩約11分(約850km) |