愛犬と京都、鴨川さんぽ(三条大橋-松原橋)

【愛犬とおでかけ】雑踏を横目に、陽光あふれる鴨川の河川敷を散歩する

鴨川河川敷(三条大橋)

東海道の西の起点として交通の要衝であった三条大橋。そして、かつて五条橋として架橋され、その後現在の名称に変更された松原橋。今回は、この二つの橋の間の鴨川河川敷を散歩してみました。繁華街の雑踏とはうって変わって、陽光あふれる河川敷はどこかのどかな雰囲気でしたよ。

三条大橋

鴨川河川敷(三条大橋)
三条大橋が最初に架けられたのは室町時代とされています。その後、何度か架替えが行われ、また2024年(令和6年)1月にも補修・修景工事が実施されましたが、欄干の擬宝珠は再利用されていて、幕末の池田屋事件の際に付けられた刀傷がある擬宝珠も見ることができます。
鴨川河川敷(三条大橋の刀傷)
三条大橋西側から二つ目の擬宝珠に“刀傷” の跡があります。

河川敷の風景

鴨川河川敷(空をゆくトビ)
鴨川河川敷(料理店の納涼床)
河川敷の空には、鳶が悠々と泳いでいました。西岸には納涼床を出す料理店が軒を連ねています。
鴨川河川敷(遊歩道をゆく自転車)
東岸には遊歩道が整備されていて、写真のように自転車で颯爽と行き交う人達が多く見られました。

等間隔で・・・

鴨川河川敷(河原に等間隔で座る人々)
鴨川の河原では以前から、まるで測ったように等間隔で腰を下ろす人たちが見られ、一種の名物となっていました。現在でもその光景はあまり変わっていないようです。

遊歩道

鴨川河川敷(東岸より上流を望む)
鴨川河川敷(ビヨウヤナギの花)
東岸の遊歩道をさらに下流にすすみます。四条大橋のあたりには、長い雄しべが特徴的なビヨウヤナギの黄色い花が咲いています。

松原橋あたり

鴨川河川敷(松原橋より上流を望む)
鴨川河川敷(松原橋西詰)
四条大橋を越えて、松原橋までやってきました。この橋は元々五条橋として架橋され、その後豊臣秀吉公によって新たに造られた五条大橋ができてからは松原橋と改称されました。と、言うことは、牛若丸と弁慶が戦った当時の五条の橋というのは、この松原橋ということになりますね。
鴨川河川敷(高瀬川河畔)
取材当初は曇り空だったのですが、途中からは容赦なく陽光が照り続けるとても暑い日となりました。休憩場所を探すべく、鴨川河川敷から松原橋を渡って高瀬川沿いを歩いていたところ、美しい紫陽花を見つけました。ここはもう鴨川ではないので、オマケの1枚です(笑)。
鴨川河川敷・三条大橋-松原橋あたりの風景の数々、いかがだったでしょうか。
京のシッポでは、今後も愛犬と一緒に散歩できる、素敵な場所や面白いスポットを紹介してまいります。次回の記事もどうかお楽しみに!
三条大橋:京都府京都市中京区大橋町三条大橋
最寄駅:
京阪電車 三条駅 徒歩約2分(約110m)
地下鉄三条京阪駅 徒歩約3分(約170m)

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